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今までなかった場所に、新しくコンセントを作る電気工事です。使用目的や間取りなどによって、必要な工事時間やコストが違ってきます。また、分電盤から配線を新しく引くか、すでにあるコンセントから配線するかを選択します。

差込口が足りない、いわゆる「タコ足配線」状態を解決するために行う工事です。一般的には30分ほどで終了する簡単な工事ですが、消費電力を大きくするなど、新しく配線を引く必要がある場合にはよりコストがかかることもあります。

コンセントボルトは、基本的に分電盤で変更できます。しかし、場合によっては古い分電盤を取り替える工事が必要になることもあります。

ブレーカーを下げないまま工事を進めると、ショートして感電してしまう危険があります。

コンセントは高い位置にあることも少なくありません。転落事故を起こさないよう、脚立などで足場をしっかりと確保する必要があります。

電線・配線がむき出しになっていたり、水に触れる場所にあったりすると、漏電やショートによる火災の危険性が高まるので十分な配慮が必要です。

壁の中に配線を通す場合、配線が隠れるため見た目がスッキリしている反面、設置場所などに制約があります。一方、断熱材を使用している壁などの場合、中には配線できません。そのため、床や天井に露出した形で配線を引くことも。工事が簡単ですが、見栄えが劣る点はデメリットです。

消費電力が小さければ、すでにあるコンセントの配線から延長するだけでOKです。しかし消費電力が大きい場合、新規コンセント専用の配線を分電盤から新たに引かなければいけません。配線方法を決めるためにも、工事前に使用目的を明確にする必要があります。